△日程第15 議案第94号
伊達市
上保原財産区
管理会委員の選任につき議会の同意を求めることについて
△日程第16 議案第95号
伊達市
金原田財産区
管理会委員の選任につき議会の同意を求めることについて
△日程第17 議案第96号
伊達市
個人情報保護条例の一部を改正する条例について
△日程第18 議案第97号
伊達市
情報公開・
個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例について
△日程第19 議案第98号
伊達市
手数料条例の一部を改正する条例について
△日程第20 議案第99号
伊達市
介護給付費準備基金条例の一部を改正する条例について
△日程第21 議案第100号
伊達市
放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について
△日程第22 議案第101号 平成27年度
伊達市
一般会計補正予算(第2号)
△日程第23 議案第102号 平成27年度
伊達市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
△日程第24 議案第103号 平成27年度
伊達市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
△日程第25 議案第104号 平成27年度
伊達市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
△日程第26 議案第105号 平成27年度
伊達市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
△日程第27 議案第106号 平成27年度
伊達市
粟野地区農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第1号)
△日程第28 議案第107号 平成27年度
伊達市
月舘宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)
△日程第29 議案第108号 平成27年度
伊達市
梁川財産区
特別会計補正予算(第1号)
△日程第30 議案第109号 平成27年度
伊達市
白根財産区
特別会計補正予算(第1号)
△日程第31 議案第110号 平成27年度
伊達市
富野財産区
特別会計補正予算(第1号)
△日程第32 議案第111号 平成27年度
伊達市
五十沢財産区
特別会計補正予算(第2号)
△日程第33 議案第112号 平成27年度
伊達市
富成財産区
特別会計補正予算(第1号)
△日程第34 議案第113号 平成27年度
伊達市
柱沢財産区
特別会計補正予算(第1号)
△日程第35 議案第114号 平成27年度
伊達市
上保原財産区
特別会計補正予算(第1号)
△日程第36 議案第115号 平成27年度
伊達市
金原田財産区
特別会計補正予算(第1号) 日程第37 議案第116号 平成27年度
伊達市
掛田財産区
特別会計補正予算(第1号)
△日程第38 議案第117号 平成27年度
伊達市
大字掛田財産区
特別会計補正予算(第1号)
△日程第39 議案第118号 平成27年度
伊達市
大石財産区
特別会計補正予算(第1号)
△日程第40 議案第119号 平成27年度
伊達市
水道事業会計補正予算(第1号)
△日程第41 議案第120号 平成26年度
伊達市
一般会計歳入歳出決算認定について
△日程第42 議案第121号 平成26年度
伊達市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第43 議案第122号 平成26年度
伊達市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第44 議案第123号 平成26年度
伊達市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第45 議案第124号 平成26年度
伊達市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第46 議案第125号 平成26年度
伊達市
粟野地区農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第47 議案第126号 平成26年度
伊達市
工業団地特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第48 議案第127号 平成26年度
伊達市
月舘宅地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第49 議案第128号 平成26年度
伊達市
梁川財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第50 議案第129号 平成26年度
伊達市
白根財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第51 議案第130号 平成26年度
伊達市
山舟生財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第52 議案第131号 平成26年度
伊達市
富野財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第53 議案第132号 平成26年度
伊達市
五十沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第54 議案第133号 平成26年度
伊達市
富成財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第55 議案第134号 平成26年度
伊達市
柱沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第56 議案第135号 平成26年度
伊達市
上保原財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第57 議案第136号 平成26年度
伊達市
金原田財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第58 議案第137号 平成26年度
伊達市
掛田財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第59 議案第138号 平成26年度
伊達市
小国財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第60 議案第139号 平成26年度
伊達市
大字掛田財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第61 議案第140号 平成26年度
伊達市
大石財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第62 議案第141号 平成26年度
伊達市
水道事業会計決算認定及び
剰余金処分について
△日程第63 議案第142号
伊達市道路線の廃止について
○議長(
安藤喜昭) 市が
資本金を出資している法人の
経営状況を説明する書類の提出についてから日程第63、議案第142号
伊達市道路線の廃止についてまでの案件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 市長。 〔市長
仁志田昇司 登壇〕
◎市長(
仁志田昇司) 本日、ここに平成27年第4回
伊達市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、ご壮健にてご参会を賜り、厚く御礼を申し上げる次第であります。 本
定例会に提案いたしました案件は、報告4件、人事9件、条例の一部改正5件、補正予算19件、決算22件、その他1件の計60件であります。 提案理由の説明に先立ち、市政の近況等を申し上げます。 はじめに、放射能対策について申し上げます。 Cエリアの事業所・公共施設等除染作業業務については昨年10月に着手し、
伊達・梁川・保原の3工区については平成27年度に繰越明許を行いましたが、事業所570カ所、公共施設122カ所の合計692カ所を実施し、8月に業務を完了いたしました。 除染廃棄物搬出業務については、仮置き場で保管している除染廃棄物のうち可燃物については、霊山町石田地区の仮設焼却炉へ搬出し減溶化を進めております。石田・月舘工区、霊山工区、保原工区の3工区で実施、約1万2,000袋の搬出を計画し、8月末現在で2,078袋の搬出を完了しております。 Aエリアの事後モニタリング業務については、住宅3,123戸、市道560路線について事後モニタリングを行い、除染効果の維持を確認し、市民のみなさんの不安解消を図ることを目的に実施しております。8月末現在の進捗率は、住宅12.5%、市道62.3%となっております。 市道側溝除染事業については6月から事業に着手し、延長45kmを発注し、現在の進捗率は25%となっております。また、6月補正にて追加された延長187kmについて、発注に必要となる設計積算の業務委託の発注、既存仮置き場の拡張、新たに必要となる仮置き場設置のための地区説明会を行っております。 現在、合意を得た箇所の土地賃貸契約手続、造成工事に必要な測量設計業務委託に着手したところであり、一部の仮置き場について造成工事発注を終えたところであります。引き続き、丁寧な説明を行い、地元の合意形成を図り、速やかに側溝除染に着手できるよう進めてまいります。 農道、山林の除染については、8月末の時点で、里山除染に向けた実証実験及び仮置き場維持管理モニタリング、
ビニールハウス周りの除染、可燃廃棄物運搬の発注を行いました。6月補正による農道除染と農業用排水路除染については、9月に測量設計を完了し、10月発注を予定しているところです。 防火水槽除染については、無蓋の防火水槽326基を6工区で実施、8月に着手いたしました。消防団と工程を確認しながら業務を進めているところであります。 次に、健康管理施策について申し上げます。 放射能健康管理対策における外部被ばく検査事業については、現在、ガラスバッジによる測定を、Aエリアと0歳から15歳、妊婦、希望者及びモニタリング抽出者を対象として行っております。8月3日回収分までの集計結果速報では、市全体の平均は年間0.60ミリシーベルトとなり、前回の0.76ミリシーベルトから0.16ミリシーベルト減少しております。 除染エリア別では、Aエリアが0.82ミリシーベルト、Bエリアでは0.53ミリシーベルト、Cエリアで0.37ミリシーベルトとなり、全エリアで1ミリシーベルト未満となりました。線量ごとの人数分布でも1ミリシーベルト未満が83.9%を占め、前回の73.9%から10ポイント増加しております。この測定結果から「年々低下してきていること」、「1ミリシーベルト未満の比率も増えてきていること」が確認できます。 さらに、内部被ばく検査事業でのホールボディーカウンタ検査も継続中であり、受検者全員が預託実効線量1ミリシーベルト未満となっています。これら外部、内部被ばくの検査結果は今まで以上に安心につながるものと捉えています。今後も測定を継続して行い、市民への情報提供に努めてまいります。 心と体のケア事業では、臨床心理士などの専門家で結成した「元気アップ復興隊」によるお茶のみ会などの活動、子どもの運動不足を改善するための「すこやか運動教室」を、放射能リスクに対する不安やストレス解消を目的に継続して実施中であります。 次に、健幸都市の推進について申し上げます。 平成26年度よりスタートしております「健幸ポイントプロジェクト事業」は、昨年からの1,000名の参加者に加え、約500名を新規参加者として8月より開始しました。本事業は、国と本市、新潟県見附市、栃木県大田原市、千葉県浦安市、大阪府高石市、岡山県岡山市の6市が連携して、健康で幸せな毎日を長く続けていただくために、市民の皆様の健康づくり活動を応援するプロジェクトであります。その健康づくりによりたまったポイントを地域の商品券等に交換し、地域の活性化も目指すものであります。この事業を契機として、多くの市民の皆様に健康づくりに取り組んでいただきたいと思います。 また、「元気づくりシステム」については、本年4月から「集会所コース」として保原、梁川、霊山地域で13地区、およそ270名の市民の皆様に元気に参加いただいております。この9月には、この13地区を対象に2回の「元気リーダー研修会」を開催しますので、多数の参加をいただきたいと思います。10月からは、「元気リーダー」を中心に自主的な活動に移行され、皆様がますます元気になることを期待いたします。さらに新たな21カ所の「集会所コース」開催に向け準備を行っております。 次に、「
伊達市人口ビジョン」と「
伊達市地域創生総合戦略」の策定状況について申し上げます。 「まち・ひと・しごと創生法」に基づく「
伊達市人口ビジョン」、「
伊達市地域創生総合戦略」を現在、策定しているところです。策定にあたっては、
伊達市地域創生本部や市民をはじめ、「産官学金労言」などの多くの方々のご意見をいただくために「
伊達市地域創生有識者会議」を設置し、また、市民アンケート調査、市民ワークショップ等を開催し意見交換を行ってまいりました。議会、有識者会議や市民ワークショップの意見を参考にしながら、
伊達市としての重点プロジェクトや基本目標達成のための事業を取りまとめ、
伊達市として特色のある「
伊達市地域総合戦略」を本年10月頃には策定できるように、全庁的に取り組んでいるところであります。 次に、プレミアム商品券発行支援について申し上げます。 「地域住民生活等緊急支援のための交付金」の活用により、地元消費拡大、地域経済の活性化を図るため、
伊達市商工会広域連携協議会による「
伊達市プレミアム付共通商品券」の発行支援を行いました。今年度はプレミアム率を20%とし、さらに子育て家庭応援券として中学生以下の子どものいる家庭を対象とし、子ども1人につき1セット、6,000円分を無償で交付いたしました。 次に、あんぽ柿の加工再開について申し上げます。 あんぽ柿については、震災以降、県から加工自粛が要請されており、平成25年度から加工再開モデル地区として、一部地域においてあんぽ柿が生産、出荷されておりますが、昨年は、残念ながら保原町と霊山町、月舘町のそれぞれ一部地域において加工再開モデル地区とはなりませんでした。しかし、今年度の幼果期検査により一部を除いた市内すべての地区において加工再開モデル地区となることが、8月26日に開催された「あんぽ柿産地振興協会」において決定されました。 今年度の出荷量は、県北地方全体で震災前の出荷量の75%である1,157tの出荷を目指しており、それに合わせ非破壊検査機も7台追加し、検査体制の整備を図っております。今後も県・JA等関係機関と連携し、市内全域における加工再開に向けた取り組みや増産に向けた生産体制の確立を図ってまいります。 次に、相馬福島道路(霊山道路)の進捗状況について申し上げます。 相馬福島道路の整備については、復興関係事業費の負担区分について、6月には全額国費負担が決定したところですが、相馬福島道路の8月末までの事業の進捗については、霊山~福島間は用地取得の進捗率が面積ベースで60%、工事着手率が10%となっており順調に推移しているところです。 また、霊山道の駅には駅長も決定し、平成29年度に開通する相馬福島道路にあわせて建物の基本設計を10月末までに終了し、引き続き、実施設計、一部造成工事用地買収等を行う予定としております。 続いて、復興教育事業について申し上げます。 本年度も夏休みを利用し、長野県南牧村、長野県阿智村及び福島県南会津町でサマーキャンプを実施いたしました。本事業は、自然体験や交流活動を通して心身ともにリフレッシュすることを目的に実施したものですが、241人の子ども達と45名の保護者に参加いただきました。このサマーキャンプでは、東京都大田区、長野県南牧村、阿智村ご当局をはじめ、多くのボランティアの方々のご支援をいただいたところであり、心より感謝の意を表する次第であります。 次に、梁川小学校、やながわ放課後児童クラブ館、梁川認定子ども園の落成式について申し上げます。 梁川町北本町地内をスクールコミュニティゾーンとして位置付け、整備を進めてまいりましたが、全ての施設が完成し、9月5日に落成式を執り行います。施設相互が連携し子どもたちの交流を図ることにより、「心の義務教育」、「群れ遊ぶ集団教育」を推進していくとともに、地域の核となる施設として新たな伝統を築いていただくことを願うものであります。 次に、夏のイベントについて申し上げます。
伊達市の夏のイベントが、7月24日の
伊達地域の「長岡天王祭」を皮切りに、8月8日には陣屋通りで「2015ほばらサマーフェスティバル」、8月9日には保原総合運動公園で「第31回霊山太鼓まつり」と「だてな復魂祭2015」、8月14日には梁川地域の「
伊達のふる里夏まつり」、8月16日には「小手姫の里夏まつり」が開催され、それぞれ地域の伝統行事に市内外からたくさんの来場者を向かえ、盛大なお祭となりました。 特に8月9日に保原総合運動公園を会場に同時開催された「霊山太鼓まつり」と「だてな復魂祭」では、4万2,000人もの来場者を迎え、心配された天候も関係者の熱い思いによりオープニング前に雨も吹き飛ばし、成功裏に終えることができました。 また、8月30日の「第55回
伊達ももの里マラソン大会」は過去最多となる7,266人がエントリーし、盛大に開催されました。当日はあいにくの雨模様でありましたが、好記録が続出し、16部門で29人が大会新記録となる素晴らしい大会になりました。これは、一重に各イベントにご尽力をいただいた実行委員会の皆様や、ご来場頂いた皆様のおかげと感謝申し上げるところであります。 それでは、以下、議案等の概要についてご説明申し上げます。 はじめに、議案第87号から議案第95号までの議案9件については、
伊達市財産区管理会条例第3条第1項の規定に基づき、各財産区
管理会委員の選任にあたり議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第96号
伊達市
個人情報保護条例の一部を改正する条例については、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」、いわゆる「番号法」の規定による特定個人情報の保護措置の趣旨を踏まえ、市が保有する特定個人情報に必要な措置を講ずるため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第97号
伊達市
情報公開・
個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例については、同じく「番号法」に基づく情報保護評価に係る第三者点検を行う諮問機関を
伊達市
情報公開・個人情報保護審査会とするため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第98号
伊達市
手数料条例の一部を改正する条例については、これも同じく「番号法」の制定を踏まえ、通知カード及び個人番号カードの再交付手数料を定めるとともに、住民基本台帳法の改正に伴い、住民基本台帳カードの交付手数料を廃止するため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第99号
伊達市
介護給付費準備基金条例の一部を改正する条例については、第5期介護保険事業計画期間における福島県介護保険財政安定化基金特例交付金の精算が終了したことに伴い、当該規定を削除するため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第100号
伊達市
放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例については、放課後児童クラブを実施する施設の変更等に伴い、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第101号 平成27年度
伊達市
一般会計補正予算(第2号)については、16億5,550万2,000円を増額し、予算総額を338億7,734万円とするものであります。 歳入の主なものは、震災復興特別交付税5億705万6,000円、福島定住等緊急支援交付金等の国庫支出金4億9,186万3,000円、寄附金243万2,000円、前年度決算剰余金の繰越金15億5,604万6,000円などを増額し、農業振興支援事業補助金等の県支出金4億1,802万7,000円、財政調整基金等の繰入金5億2,926万8,000円を減額するものであります。 歳出の主なものは、復興・放射能対策事業として保原屋内プールを改築するこども体力低下対策事業10億8,335万2,000円、あんぽ柿等の物産展を首都圏で開催する風評被害対策事業550万円、その他の事業として、あんぽ柿加工施設整備に対して国と併せて補助し、産地育成及び出荷増産を支援する農業振興対策補助事業1億4,105万、歴史観光の誘客促進のため、
伊達氏発祥の地である高子舘跡周辺に駐車場を整備する
伊達氏ゆかりの史跡整備事業3,000万円、子育て支援情報の提供と子育てに関する悩み相談ができる子育て支援ウエブサイト開設事業100万円、決算剰余による基金積立費7億2,222万2,000円などを計上するものであります。 また、繰越明許費については、保原屋内プールを改築するこども体力低下対策事業について設定するものであります。 次に、議案第102号 平成27年度
伊達市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については、各交付金及び各拠出金の額の確定による増減、決算により確定した繰越金等を増額するものであります。 次に、議案第103号 平成27年度
伊達市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、滞納繰越分保険料及び繰越金の確定により、後期高齢者医療広域連合納付金等を増額するものであります。 次に、議案第104号 平成27年度
伊達市
介護保険特別会計補正予算(第2号)については、前年度の介護給付費等の確定により、償還金等の増額及び介護給付費準備基金積立金の減額をするものであります。 次に、議案第105号 平成27年度
伊達市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、前年度決算剰余金の確定により、繰越金の増額及び一般会計繰入金の減額をするものであります。 次に、議案第106号 平成27年度
伊達市
粟野地区農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第107号 平成27年度
伊達市
月舘宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)については、前年度決算剰余金の確定により、繰越金を増額するものであります。 次に、議案第108号から議案第118号までの平成27年度各財産区
特別会計補正予算については、前年度繰越金の確定により、繰越金等を補正するものであります。 次に、議案第119号 平成27年度
伊達市
水道事業会計補正予算(第1号)については、収益的収支において東京電力損害賠償金の増額、資本的収支においては人事異動に伴う人件費の減額をするものであります。 次に、議案第120号から議案第140号までの議案21件については、平成26年度一般会計をはじめ、各
特別会計の歳入歳出決算の認定について、
地方自治法第233条第3項の規定により、
監査委員の意見を添えて議会の認定に付するものであります。 次に、議案第141号 平成26年度
伊達市
水道事業会計決算認定及び
剰余金処分については、平成26年度公営企業会計の決算の認定について、地方公営企業法第30条第4項の規定により、
監査委員の意見を添えて議会の認定に付するものであります。また、平成26年度未処分利益剰余金の処分について、地方公営企業法第32条第2項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第142号
伊達市道路線の廃止については、八重穂内1号線を廃止することについて、道路法第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 次に、報告について申し上げます。 まず、報告第12号及び報告第13号 市が
資本金を出資している法人の
経営状況を説明する書類の提出については、それぞれ「一般社団法人つきだて振興公社」、「一般財団法人
伊達市スポーツ振興公社」の
経営状況を説明する書類を提出するものであります。 次に、報告第14号 平成26年度
伊達市
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告については、本市の
健全化判断比率及び
資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により報告するものであります。 次に、報告第15号 平成26年度
伊達市
一般会計継続費精算報告書については、平成26年度に終了した継続費の精算について、
地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものであります。 以上、ご説明申し上げました議案について、ご審議の上、ご議決賜りますようよろしくお願い申し上げ、提案の説明といたします。
○議長(
安藤喜昭) これをもちまして、提案理由の説明を終わります。 次に、平成26年度各会計決算については、本市
監査委員の審査に付されておりますので、大橋
代表監査委員から結果の報告を求めます。 大橋
代表監査委員。 〔
代表監査委員 大橋 紘 登壇〕
◎
代表監査委員(大橋紘) おはようございます。 去る6月26日から7月31日まで決算の審査をいたしましたので、その報告をいたします。約20分ほど時間をいただきたいと思います。
地方自治法第233条第2項をはじめ、各規定により審査に付されました平成26年度
伊達市一般会計・
特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況、
伊達市水道事業会計決算、並びに財政
健全化判断比率及び
資金不足比率について審査いたしましたので、その結果並びに審査意見をご報告申し上げます。 まず初めに、一般会計・
特別会計の審査結果について申し上げます。 平成26年度一般会計・
特別会計の歳入歳出決算書及び決算附属書類につきましては、いずれも適正に作成され、誤りのないものと認められます。 また、基金の運用状況につきましても、おおむね適正であると認められます。 決算概要を含めまして審査意見を申し上げます。 審査意見書の14ページから16ページまでをご参照いただきたいと思います。 平成26年度の一般会計歳入歳出決算は、本市の復興・再生のため放射能関連事業を着実に実施するとともに、成長をさらに加速させるべく、第2次総合計画の策定及び新市建設計画、健幸都市推進にかかわる事業など、積極的に取り組んだ決算内容となっております。 一般会計の決算額は、歳入総額が357億173万9,000円で、前年度に比べ151億6,324万9,000円の減、歳出総額が336億6,108万1,000円で、前年度に比べ140億5,027万2,000円の減となっております。歳入歳出額とも大幅に減額になったのは、放射能関連事業費が減額になったことによるものであります。 歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支は20億4,065万8,000円で、これから翌年度に繰り越すべき財源2億8,461万2,000円を差し引いた実質収支は17億5,604万6,000円となっております。 この実質収支から前年度の実質収支を差し引きました単年度収支はマイナス5億9,147万6,000円で、この単年度収支に財政調整基金積立金及び繰上償還金を加えました実質単年度収支はマイナス4億8,593万9,000円となり、前年度に比べ12億1,929万円の減となっております。 次に、歳入面ですが、主なものは市税が54億7,581万4,000円で、前年度に比べ1億4,301万8,000円の増となっております。これは、個人市民税及び法人市民税が伸びたことによるものです。 地方交付税は、震災復興特別交付税における放射能関連事業費の一部が福島再生加速化交付金の対象となったことや、福島定住等緊急支援事業費の減による地方負担の減などにより、前年度に比べ7億8,843万円減の115億771万8,000円となっております。 地方消費税交付金は、消費税率の改正に伴い、前年度に比べ1億2,790万8,000円増の6億8,407万7,000円となっております。 また、国庫支出金は35億2,092万7,000円で、前年度に比べ5億4,066万3,000円の増、県支出金は除染対策事業交付金などの減により、前年度に比べ167億9,484万3,000円減の41億6,287万7,000円となっております。 繰入金は10億4,131万1,000円で、前年度に比べ3億7,780万8,000円の増、市債は、梁川小学校改築事業に係る合併特例債の増などにより、前年度に比べ6億1,430万円増の42億8,090万円となっております。 歳入の内訳については、自主財源が110億5,730万5,000円で、歳入全体の31%、依存財源が246億4,443万4,000円で、全体の69%となっております。自主財源である市税の収入が上向き、歳入全体に占める比率も上がっております。 一般会計の収入未済額は17億3,406万9,000円で、前年度に比べ1億9,217万円増加していますが、市税の収入未済額は3,795万9,000円減少しております。 また、不納欠損額は3,901万1,000円で、前年度より1,443万1,000円増加しております。 各種料金なども、負担の公平性の観点から、関係各部署はもとより横断的な組織をもって収入未済金の回収に努め、不納欠損額の減少に向けて一層の努力が求められるところです。 次に、歳出ですが、目的別の主な歳出は、総務費が第2次総合計画策定事業、交流館維持管理事業、減債基金積立金の増などのため、前年度に比べ9億481万8,000円増の56億8,972万7,000円。 民生費が梁川地域認定こども園及び放課後児童クラブ建設や、臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金事業などにより、前年度に比べ5億7,451万2,000円増の81億5,591万1,000円。 衛生費は、予防接種事業の拡充、健康運動習慣化支援事業(元気づくりシステム)などにより、前年度に比べ4,803万4,000円増の17億835万2,000円となっております。 農林水産業費は、鳥獣害対策事業、平成26年2月の大雪によるハウス災害復旧である農業等施設復旧対策事業、農業振興支援事業の増により、前年度に比べ6億3,301万8,000円増の12億7,974万3,000円。 商工費は、福島デスティネーションキャンペーン関連事業、
伊達氏ゆかりの史跡整備事業、企業誘致対策促進事業などにより、前年度に比べ1億5,908万円増の6億5,194万1,000円。 土木費は、道路新設改良事業、保原総合公園整備事業の減により、前年度に比べ5億4,486万2,000円減の193億3,730万円。 消防費は、防災無線デジタル化整備事業、消防拠点施設整備事業が増となり、前年度に比べ3億9,084万円増の16億9,958万3,000円。 教育費は、梁川小学校改築事業、小学校屋内運動場改築事業などにより、前年度に比べ12億6,566万7,000円増の55億9,278万5,000円。 災害復旧費は除染関連事業が減となったことにより、前年度に比べ169億9,848万8,000円減の30億179万2,000円となっております。 性質別に見ますと、義務的経費が前年度に比べ2億2,127万4,000円減の119億704万円。消費的経費は、物件費において除染関連事業費が減ったことにより、前年度に比べ166億806万1,000円減の87億6,640万9,000円。投資的経費は、前年度に比べ19億7,655万3,000円増の77億3,465万1,000円となっております。 この結果、性質別から見た歳出全体の構成割合は、義務的経費が前年度に比べ10ポイント上昇し35.4%、消費的経費が前年度に比べ27.2ポイント低下し26%、投資的経費が前年度に比べ10.9ポイント上昇し23%となっており、消費的経費の低下が目立っております。 次に、補助金の状況ですが、本年度の補助金の支出先は1,074件で、支出額は19億1,155万1,000円となっております。そのうち、500万円以上の支出先は70件となっております。既得権や過去の実績にとらわれることなく、厳正に見直すなどの措置を講ずることが必要であります。 続きまして、財政状況ですが、財政状況を示す指標によりますと、財政力指数の本年度指数は0.39で、前2カ年と同じ指数となっております。 経常収支比率は87.2%と前年度に比べ1.9ポイント上昇しており、財政の硬直化が進みつつあると判断され、今後、健全化に向けた取り組みが必要であります。 公債費負担比率は15.6%と、前年度より1.5ポイント改善しております。 次に、
特別会計ですが、本年度の決算額は、歳入総額が157億7,096万5,000円で、前年度に比べ3,929万6,000円の増、歳出総額は154億2,450万1,000円で、前年度に比べ1億3,943万2,000円の増となっております。
特別会計の収入未済額の合計は7億2,483万4,000円で、そのうち国民健康保険
特別会計が6億8,596万5,000円となっており、
特別会計全体の収入未済額の94.6%を占めております。そのほか、後期高齢者医療、介護保険、公共下水道事業、粟野地区農業集落排水処理事業
特別会計でも、それぞれ未済額があるため、引き続き解消に努める必要があります。 また、国民健康保険税の平成26年度現年度分の収納率は92%で、前年度に比べ0.5ポイント下回りましたが、滞納繰越分を含めた全体の収納率は73.7%となり、前年度に比べ1.1ポイント上回っております。収納率は改善傾向にあると言え、引き続き滞納額解消に積極的に取り組まれるよう期待するものであります。 次に、基金の運用状況ですが、減債基金に6億9,217万5,000円、教育施設整備基金に1億9,511万3,000円、公共施設維持整備基金に6億3,439万8,000円を積み増し、将来の負担及び後年度負担の軽減に努めております。 また、復興きずな基金、さわやか現道整備基金は、目的事業遂行のため、それぞれ繰り出し活用されております。 奨学資金貸付金は、本年度、新規対応者が6人で、対応者総数は17人となっております。貸付金の滞納額は前年度より74万円減少し184万3,000円となっております。今後も滞納額の解消に努めるとともに、人材育成に資するため、有効に活用していく必要があります。 復興きずな基金は、大震災、原発事故から復興を目標とした基金であるため、将来負担を見越し、現在の事業を継続するべきかどうか検討しながら活用していく必要があります。 結びに、平成26年度の一般会計の決算総額は、歳入額で357億173万9,000円、歳出額で336億6,108万1,000円となっております。財政指標においては、財政力指数は0.39と、ここ3カ年同じ指数となっております。経常収支比率は前年度より1.9ポイント上昇し87.2%となり、財政構造に硬直化傾向が見られますが、公債費負担比率は15.6%と前年度より1.5ポイント改善しております。 また、本年度は、市税が増収に転じるなど自主財源比率が31%になっております。しかし、平成28年度からは合併特例期間が終了し、地方交付税が段階的に減額になり、財政は非常に厳しい状況を迎えます。持続可能な行財政運営の確立が急務であり、将来を見据えたしっかりしたシミュレーションのもと、さらなる
伊達市発展の実現に向け、一層留意して取り組んでいかなければなりません。 続きまして、平成26年度
伊達市水道事業会計決算について申し上げます。 審査の結果は、決算報告書及び附属書類とも適正に作成され、また、事業は適正に運営されているものと認められます。 水道事業会計の審査意見を申し上げます。水道事業会計審査意見書の12ページ、最後のページになります、を参照いただきたいと思います。 平成26年度の給水戸数、給水人口、年間総配水量については記載のとおりでありますが、経営成績を前年度に比較してみますと、営業収益は有収水量が減少したことにより前年度に比べ88万8,000円減益となり、営業費用が前年度に比べ1億9,584万9,000円の増加となった結果、営業利益は9,449万5,000円の赤字となっております。 営業外利益では、長期前受金戻入、雑収益を主に、前年度に比べ1億7,213万8,000円増加し3億673万2,000円となり、企業債利息など営業外費用1億4,981万円を差し引いた経常利益は6,242万7,000円となっております。 さらに、特別利益として退職給付引当金戻入益6,258万8,000円、特別損失として貸倒引当金繰入額やその他特別損失など2億6,768万円を計上した結果、当年度は1億4,266万5,000円の純損失となりました。これに前年度繰越利益剰余金6,978万7,000円、その他未処分利益剰余金変動額1億8,964万4,000円を加えた当年度未処分利益剰余金は1億1,676万6,000円となっております。本年度決算には、地方公営企業会計制度の見直しが大きく影響しているところです。 また、本年度の1立方メートル当たりの供給単価は前年度より1.32円上がり270.79円、給水原価も35.76円上がって319.07円となり、給水損益は前年度に比べ34.44円悪化し48.28円の費用超過となっております。これは、給水原価の総費用における減価償却費、資産減耗費が増となったためであります。 資本的収支は、拡張事業の施工及び企業債償還金により、支出額が収入額を税込みで5億8,063万3,000円上回っており、多額の赤字が発生しているため、内部留保資金の減少が続いている現状にあります。 現年度水道料金未収額は4,188万4,000円と、前年度に比べ36万9,000円の減となっておりますが、引き続き未収金の回収のため、回収・整理に努めていく必要があります。 本年度実施した「
伊達市水道に関する意向調査」で、安全な水の安定的な供給と事業経営の健全化を図るため、市民等の意見を的確に把握し、中長期的な視野に立った今後の新水道ビジョン策定の資料とする目的のため、アンケート調査を行っております。その中で、市民から多数の意見、要望が寄せられておりますので、今後の水道事業行政に生かしていく必要があります。 また、本年度から地方公営企業制度の見直しがなされ、財務体質の強化が求められることになりました。今後も長期的な経営の安定に向け、効率的な事業執行と業務体制の合理化に取り組むことが大切であり、市民の安全・安心な水の確保に努め、企業の経済性の発揮と公共の福祉の増進(地方公営企業法第3条)を両立させる努力を強く望むものであります。 次に、財政
健全化判断比率及び
資金不足比率の審査についてご報告申し上げます。 審査に付されました各比率算定の基礎となります事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められます。 平成26年度の実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、一般会計の実質赤字額並びに連結実質赤字額は生じておりませんので、該当いたしません。 実質公債費比率は7.4%と前年度に比べ0.9ポイント改善されており、早期健全化基準25%を下回っております。 将来負担比率につきましても35.4%と、前年度に比べ5.2ポイント改善されており、早期健全化基準350%を大きく下回っております。 次に、公営企業会計の経営健全化における
資金不足比率ですが、対象公営企業であります水道事業をはじめとする5会計は、いずれも資金不足は生じておりませんので、該当いたしません。 以上、審査の結果並びに審査意見をご報告申し上げます。
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△日程第64 請願第2号 保原町大舘第2行政区市道2097号線
拡幅整備全面舗装に関する
請願書の取下げについて
○議長(
安藤喜昭) 保原町大舘第2行政区市道2097号線
拡幅整備全面舗装に関する
請願書の取下げについてを議題といたします。 請願第2号につきましては、お手元に配付したとおり、請願者から取下申出書の提出がありました。 お諮りいたします。 請願第2号は、申出書のとおり、取下げを承認することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
安藤喜昭) ご異議なしと認めます。 よって、請願第2号 保原町大舘第2行政区市道2097号線
拡幅整備全面舗装に関する
請願書の取下げについては、承認することに決定いたしました。
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△日程第65 請願、陳情の所管委員会付託
○議長(
安藤喜昭) 日程第65、請願、陳情の所管委員会付託を議題といたします。 本
定例会において受理いたしました請願、陳情は、お手元に配付いたしました請願、陳情文書表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたしましたので、ご報告いたします。
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○議長(
安藤喜昭) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。 9月4日から7日までの4日間は、議案調査及び休日のため休会としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
安藤喜昭) ご異議なしと認めます。 よって、9月4日から7日までの4日間は、議案調査及び休日のため休会とすることに決定いたしました。 9月8日は定刻午前10時から本会議を開き、
一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。 午前10時53分 散会
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